新元号

こんにちは、山田です。

本日５月１日、新天皇が即位され平成から令和へと元号が変わりましたね。

一応（？）平成生まれなので、初めて「元号が変わる」という瞬間に出会いました。

どんな感じなのかな？と思っていたのですが、特に何かが変わるでもなく・・・いつもと同じ一日が始まったように思います。

というよりは、まだ実感がわかないのかも知れません。

でも、日々何事もなく過ごせていること、昨日と同じ今日を迎えられることが、本当はすごく有難いことですよね。

令和の時代が穏やかで平和な時代であって欲しいです。

 

昨晩テレビを見ていたら、８年前、東日本大震災の数日前に起こったニュージーランドでの地震について放送されていました。

語学留学をしていた学生など、日本人が２０名以上亡くなったそうですが、

その原因は学生さんたちが留学中通っていたビルの構造設計があまりにもずさんだったこと。

当時の映像を見ると、周りのビルやレンガ造りの建物はほとんど損傷していないにも関わらず、そのビルだけが大きく崩れ、倒壊していました。

「これでは天災ではなく人災ではないか」というご遺族の言葉が頭に残りました。

 

普段私たちが関わっているのは、大型ビルなどではありませんが

建築の仕事は人の命を預かるものだということ。私たちの住宅作りに関してもそれは変わらないと思います。

 

 

大手のメーカーさんでも、施工不良などの問題が度々取り沙汰されています。

住宅は不特定多数の人が出入りする場所ではありませんが、食事や睡眠などの生活、そして財産が詰まった場所です。

その暮らしや財産を守ることも、壊す事も出来るのが家づくり。

そこに暮らす人が変わらない日常を過ごすために、私たちに出来ることがあるとすれば、安心安全な家をつくること。

 

デザインや設備などは、お客様に合わせて様々なご提案をします。

ですが、構造や基礎など「安心安全」に関わることは、どの家でも変えることは絶対にありません。

 

これからも、自分の信じた仕事が出来ますように。

新しい時代も、シグマ建設を宜しくお願い致します。