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お盆前までのテストハウスⅡ

こんばんは、鈴木です。

 

テストハウスⅡの環境を計測し始めて、少しずつデータが集まってきました。

今回はお盆前までの計測結果から少し公開しようと思います。

 

1日目、8月3日。

朝10時は空調を使用せず窓も締め切った状態で計測しました。

この状態だと陽射しがないぶん室外よりマシなだけで、汗が滝のように出てきてとても長く部屋に留まっていられませんでした。

そこから2階ホールのエアコンのみを28℃で運転し、3時間放置して13時に再計測しました。

このエアコンは3.6kw10畳~12畳用のものです。この1台で延べ床面積42坪を冷やしていきます。

玄関アプローチ(直射日光の当たらない室外)は39度→43度(+4度)、

玄関ドアを挟んで室内は36度→32度(-4度)、

結果玄関ドア1枚隔てて11度も差がでました。

体感だとエアコンをつける前に比べて温度は下がり、室内に入った瞬間の温度差が明確に出てきましたが、快適な温度とはまだ言えません。

 

2日目、8月4日。

計測時刻は8時、10時、13時、15時、17時、19時です。

グレーの一点鎖線が気温(日本気象協会調べ)、黒い破線がアプローチ(直射日光の当たらない室外)、カラフルな線が室温、グレーの点線が床下の温度を表しています。

この日はアプローチの気温が40度を記録しましたが、

室温変化は緩やかになってきました。

 

4日目、8月6日。

2階ホールのエアコンをつけっぱなしで日曜日を挟み4日目に突入すると、

午後からは特に、気温が変化しても室温の変動がほぼ横ばいになりました。

 

 

8日目、8月10日。

お盆前最終日、計測を始めてから1週間経ちました。

この日は外が41度に到達しましたが、室温変化は変らず緩やかです。

加えてそれぞれの計測ポイントの温度の幅が狭くなり均質化してきました。

灼熱の道路を歩いてテストハウスⅡに入るととても涼しいです。

エアコン1台でここまで家中の環境を安定させられるものなのですね。

そうはいってもエアコンをつけっぱなしで電気代がいくらかかってくるのかは気になるところです。

これは1ヶ月計測を続けて電気料金の請求書がこないとわからないので、結果は今しばらくお待ちください。

 

今回はここまでにして、お盆明けからのデータもまたもう少したまってから公開したいと思います。

以上、鈴木でした。