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シグマ建設株式会社

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シグマの省エネオフィス

こんにちは、伊藤です。

今日はシグマのオフィスの電気使用量についてです。

国済寺のオフィスは建設時からスマートオフィスと題し、ゼロエネルギーを掲げてきました。

ゼロエネ実現のため、倉庫棟には太陽光パネルを16Kw乗せています。

倉庫棟のほうが社屋よりも先に完成したため、売電を開始したのは4年前の2014年4月から。

当時の売電価格は1kWhあたり38~39円。

※現在の売電価格はここからさらに下がっています。

※太陽光パネル10kW以上のため、住宅向けの10kW未満の売電価格とは異なります。

 

移転してから丸2年以上経過し、電気使用量などを集計して、実際のところどうなのか?数字の確認をしてみました。

早速、データ集計表がこちら。

電力量集計表(2016.7~2018.6)

1年目も2年目も太陽光発電量が3,000kWh以上使用量を上回り、金額的には年間20万円程度プラスという結果となりました。

 

細かく見ていくと、太陽光の発電量が落ちる冬季は電力量も金額も使用量が上回ってきますね。

使用電力のほうは、よくよく見てみると各月で差があまりありません。

請求金額が高い月と低い月を比べても1万円程度の差に収まります。

・・・猛暑となった今年の夏はどんな結果が出るか、それはまた後日…

この結果には少し驚いています。

何の差かと言うと、もちろん冷暖房のエアコンです。

この事務所の規模で、毎月の冷暖房にかかる費用が1万円程度に収まっているのです。

使用状況は、個人差はあれど、特別に我慢を強いられているということもありません。

エアコンはダイキンの商品で、普段お客様の家に入れているものと同じものを採用しています。

使用状況、機種ともに特段省エネということでもないのですが(エアコンは新築当時で最新の機種を採用したので、省エネ製品ではあります。)、

この金額に収まる理由としてあげられるとしたら、通風利用です。

お盆が明けて猛暑も落ち着き、今日8/18は最高気温が30℃ほどで一気に秋が来たような感じですが、

こんな日はエアコンは使用せず、窓を全開にし過ごしています。

事務所なのでPC、プリンターなど、熱を放出する機器はたくさん置いていますが、

窓を開ければ風は抜けていきます。

真夏、真冬は機械に頼らないと生死に関わりますが(ここ最近は特に)、

それ以外の季節は窓を開け放ち、自然の風で過ごせる職場というのは、

なんだかとても贅沢なのではないかと、ブログを書きながら思いました。

 

さて、とりあえず今回のゼロエネオフィス、達成できたということでよろしいのではないでしょうか!

1つ言えることは、通風利用が省エネにつながることです。

感覚的な部分になるので人それぞれ感じ方は変わってきてしまいますが、風が通ることは、人にとっても建物にとっても、とても良いことです。

そのような省エネ建築が確立できるよう、引き続き検証を頑張りたいと思います。