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シグマのブログ更新情報古民家2
こんにちは。関根です。
前回に続き古民家の解体です。
2階の天井を解体しました。
1階の床下から延びる欅の大黒柱は母屋まで1本で建っていました。小屋はすべて丸太梁です。釘は使わず、ホゾ差しと込み栓で結合してあります。これをすべ解体してしまうのは少し残念な気がします。
大黒柱にささる欅の丸太梁は10m、直径50cmほどあり、レッカーがない時代にこの小屋を組んだ大工さんのの技術のすごさに驚きました。
当時、2階では蚕をやっていたとのことです。
外から屋根を見ると、棟の角に白い袋が置いてあります。
近づいてみると…
漆喰で造った袋でした。当時の遊び心ですね。
いろいろな発見があり、勉強にもなり楽しい現場です。