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シグマのブログ更新情報テストハウスⅡのエアコン代
こんにちは、鈴木です。
現在テストハウスⅡでエアコンをつけっぱなしにしたり、温度を計測したりしていますが、エアコンをつけっぱなしにして初めての電気の検針がありましたのでご報告します。
まず、エアコンをつけっぱなしにする前の7月4日~8月2日(30日間)は使用量55kWh、1967円でした。
そのうち842円が基本料金で、何度か人が入ったときと夜間照明で電気を使用しています。
つぎにエアコンをつけ始めた8月3日~9月3日(32日間)の使用量は216kWh、5937円でした。
前の月と違うのは2Fのエアコン(冷房28℃運転)とシーリングファン、扇風機が着けっぱなしになっていることだけです。
このエアコンはダイキンの3.6kw10畳~12畳用のものです。この1台で延べ床面積42坪を冷やしています。
※8月17日10時~8月21日13時は涼しかったのでエアコンを停止し、窓を開け放して過ごしていました。エアコンを運転していたのは28日間になります。
8月分から7月分の電気料金を引いた3970円がエアコン1台を1ヶ月つけっぱなしにした料金になります。1日あたり141.78円の計算です。
私達は思っていたよりも安いという印象でしたが、皆様はいかがですか?
実際の生活だと冷蔵庫などたくさんの家電を使い生活していくので、勿論もっと電気代がかかってきますが、カーテンを取り付ければその遮熱効果によって空調負荷が下り、エアコン代は少し減るかもしれません。
また、この夏テストハウスⅡを計測したグラフも合わせてまとめました。
温度計を設置した計測ポイントは全部で14箇所あります。
グラフのグレーの一点鎖線が日本気象協会による深谷市の気温、黒の破線が日陰で計測した外気温、カラフルな線がそれぞれの計測ポイントの結果を示しています。
次の資料は見やすくするために、お盆開けの1週間にスポットを当ててみました。また、計測ポイントも14箇所だと見難いので半数に絞りました。
お盆開けは猛暑も落ち着き気温が下がったため、窓を開放し自然通風としました。20日もそのまま窓を開放し計測しています。外気温32℃でしたが、1階は30℃ほど、2階31℃でした。朝晩は窓を閉めたため、空気がこもったのか外気温よりも室温が高くなってしまいました。21日からは35℃越えとなったためエアコン運転を再開しました。25日は外の温度が40度を記録し急激に温度があがりましたが、室温はグラフを通して30℃前後をキープしています。
1階のキッチンと2階フリースペースの温度を比較もしてみました。
テストハウスⅡ キッチンとフリースペースの温度差 8月20日~25日
全体で2℃以内におさまっています。エアコンをつけてからは最初の2日間(21日、22日)は2℃の差がでていますが日を追うごとに差が縮まり、外気温40℃を記録した25日も±0.5℃の温度差にまで落ち着きました。
2階のエアコン1台が上手に作用し、建物全体を一定の環境に整えることができました。吹き抜けや2階のエアコンが夏にはとても大きな役割を果たすということも実証できたように思います。
真夏の1番暑い時期の結果がでたので、今度は真冬の結果も楽しみになってきました。
以上、鈴木でした。