～軽井沢別荘～

敷地は軽井沢の冬でもとりわけ取り付き(車の出入り)の心配の少ない、広い公道に面した分譲地の一画。
敷地内の樹木もさほど多くなく、軽井沢にしてはスッキリとした環境。
敷地が南東の角地という事もあり、樹木への日当たりは良好。
建築計画は出来る限り既存樹木を残し、利用しながらの計画とした。

施主の希望はいたってシンプル。
LDKとベッドルームが1室、プラス、ゲスト用で和室を2室。
3LDKの平屋の別荘。

シグマの設計もシンプルに。
とりわけこだわった事項は軽井沢の湿気対策(基礎をGL+1.0m)と真冬の設備配管などの凍結防止。
湿気対策として基礎を上げた事は、外観にそれなりの重厚感を持たせ、
それに伴ない、床下に空間が出来たことで水廻りの設備配管が集中するピットを他の区画と独立させ、
冬場の凍結防止対策を施した。
基礎は地中での凍結を考慮し、地中1mの深さとし、地中、地上を合わせて2m強の高さとした。